きずな
人生にはリハーサルなどはありません。
常に本番の一度きりの人生。
オリジナリティあふれたものにしたいですよね。
ですが、常に本番であるからこそ「自分らしく」というのが難しいと感じてしまう方も多いことでしょう。
皆に合わせて、自分を出さなければそれは失敗することも少なく、それ相応にうまくやっていけるからです。
自分の個性を出す方が生きづらく、リスクが高いという現代の風潮もあります。
- あなたはあなた一人しかこの世に存在していません。
- 「自分らしく」という個性はあなたにしかもっていないものです。
- それを表現することはあなたにしかできないのです。
きずな
どれも、特別なことではありません。
少しでも、「自分らしく」人生を歩みたい方の参考にしていただければ幸いです。
1.失ってはならないものに気づく
きずな
ただ、人と比較してしまう習慣から解放されなければ、たとえ全ての願いが叶ったとしてもいつも自分を上回る人がいて、それを羨ましいと感じた途端、幸せではなくなります。
あなたが人との優劣を考えずに生きたい、と思ったなら、無限に続く「ほしいもの」を思い描く前に、「これだけは失えない」と思うものを考えてみることも大切です。
それはあなたの中の「芯」であり、自分やご主人がリストラにあった、災害などで家を失ったなど、予期せぬ事態に陥っても、人から距離を置かれても、自分にはこれがある限り、大丈夫なのよ、と言えるものです。
それは独自の哲学でも、歌やダンスなどの趣味でも、人に披露するものではないので、あなただけがわかっていて、しっかりとその胸の中にあればよいのです。
きずな
自分の中から決して追い出すことができないもの、それを知っておくことは、自分軸で生きる上でとても大切です。
2.あなたの個性を受け入れる
あるTV番組で、男の子が好きな色を聞かれ、「黄色!」と元気いっぱい答えていました。
その理由を聞かれ、「だって僕は特別だから!」と堂々と答えていました。
この男の子が言うことはまさに正論です。
地球上にいる誰しもが、かけがえのない「特別な人」です。
どんな人にも子供時代があり、純粋に追いかけていた何かがあったのでは、ないでしょうか。
あなたの子供時代は、どうだったでしょう。
それを思い出すことは、あなたが本当に意識を向けるべきことを知る、ヒントになるかもしれません。
もしも、今あなたが人の視線ばかり気になって、消極的な生き方をしているように思えていても、子供の頃の揺るぎない自己肯定感が、大人になるにつれ薄れてしまっただけかもしれません。
ひょっとしたら、誰かから浴びせられた心ない一言が、今のあなたから自信を奪ってしまったのかもしれません。
- 「変わっているね」といわれることを恐れるあまり、自分の好奇心を封印してしまうことがあります。
- 本当は、みんな個々の強いこだわりがあったり、思考があるのです。
- あなたが人から「変わってるね!」と言われたとしても、それは当然のことだと知っておくことが大切です。
3.自分を表現する場所を増やしていく
「天然」のイメージが強い人は、愛されキャラと言われ、親しまれています。
独特の持ち味を生かせるので、台本があってもなくても構わない、そんな生き方をしていても嫌われるどころか憧れる人のほうが多く、型にはまらない生き方のお手本ともいえます。
きずな
もしかしたら、あなたには、他の人に見せていない一面があるかもしれません。
そして、もしも「パラレルワールド」があったなら、別の世界のあなたは憧れるほど自由に過ごしているかもしれません。
職場で会う人みんなに、ハイタッチしながら挨拶していたり、誰かに意地悪なことをされたなら、「イーダ!」と舌を出して、変顔で対抗しているかもしれません。
きずな
あなたの中にも、きっと他の人には思いつかない世界があることでしょう。
コラージュ本、シンデレラノート、大人の塗り絵なども、自分の中にある世界を素敵に表現できるからこそ、人気を集めたのでしょう。
あなたにとって、自分を表現できるのはどんな時でしょうか?
- あなたが好きなことに打ち込み、「フロー」の状態でいられる時は、人のことが気になりません。
- 感じたままの世界に浸ったり、徹底的に自分を向き合う時間や空間を確保することは、決して無意味なことではありません。
- 自分のありのままを出せる機会を増やすことは、自分の感情に素直になれる機会を増やすことでもあります。
- 気負わない人間関係の中で自分らしくあるためには、まず、自分を曝け出せるようにしていくことが大切です。
4.永久的な正解は存在しないことに気づく
きずな
あなたにも、そんな経験がありませんか?
- 常識は、その時代のニーズに合致していたり、重宝された知識ともいえます。
- 常識も、それに基づく客観的な解決も、永久的ではないのだと知ることは、周囲に翻弄されないために大切です。
それでも、時には他の人がすることの方が正しいように思えて、
「自分のしていることは、ひょっとしたら間違っているのかもしれない。」と思うこともあるでしょう。
けれど殆どの場合、正解だと思っているものは、誰かにとって「うまくいった前例」です。
また、正しい回答を得ることが、幸せになる近道と思う人も多いかもしれません。
きずな
いつ手のひらを返されるかわからないものに自分を明け渡さない、という姿勢は、あなたを一本筋の入った、自分軸で生きる人にしていきます。
5.人の善にフォーカスしてみる
きずな
愛や善意に守られている、と感じる時、あなたの心は解放されているはずです。
人の非難・中傷など悪意のほうを感じてしまう場合、恐怖があなたの心を支配します。
表舞台で活躍する人がネット上で叩かれることも多いため、あとで傷つくような言われ方をされるのではないか、と考えたり、
「笑われるかもしれない。」「価値のない奴だと見なされるだろう。」などの、よくない出来事を想像し、自分らしさを排除してしまうこともあります。
少なくとも自分は人の善意に見守られているのだ、と思うほうが、自由に自己表現できます。
「そのように努めたところで期待外れに終わり、落胆するのでは?」と、あなたは考えるかもしれません。
けれど人の良い面に焦点をあて、実際にそれを探しつつ向き合うほうが、あなたにとっては遥かに得策です。
あなたも、向かい合う人が緊張しているか、悪意的か、フレンドリーかを感じることができます。
同じように、
あなたの話し方が肯定的な感情に基づいていれば、周りの人もその心を感じることができます。
人に対して恐怖心がなくなり、肩の力を抜いて振る舞う機会が増えるほど、あなたは自分らしく生きられるようになっていくでしょう。
6.愛を持って自分軸で生きる
きずな
そんなあなたに、救われている方もたくさんいらっしゃることでしょう。
人の視線を気にする人というのは、周りのことを考えすぎるあまり、自分自身を蔑ろにしてしまっているのです。
周りの気持ちに共感できても、自分の気持ちを大切にしなければあなたが輝くことはできません。
周りを思いやるあなただからこそ、自分軸で生きてほしい。
それは、自分のことしか考えていない自分勝手な生き方とは違います。
あなたの大切な近くにいる方々を愛しながら、「自分らしく」生きていくのです。
きずな
今後のあなたが、誰よりも輝いたあなたになれますように。