きずな
ヒプノセラピストのキズナです。
「人に優しくしなさい。」
小さいころから目上の方に言われた方も多いことでしょう。
人に優しくすることであなたは多くの徳を積むことになります。
そして、あなた自身も高められ、周りからも愛される存在になることでしょう。
では、「人に優しく」とは一体何をしたらいいのでしょうか?
本当の意味で、人に親切である、人に優しいということはどういうことなのでしょうか。
きずな
考えること
- こんなに親切にしているのに、なぜだろう。満たされない。
- こんなに尽くしているのに愛されない。
- 人に親切にし、優しくしているはずなのに、認められていない。
- 感謝されていないんじゃないか。
- 何かが足りない。
せっかく人に優しく接しているのに、親切にしているはずなのにそれとは、どこか違うような気がする。
きずな
あなたの日々を思い返しながらご覧ください。
1.なぜ人に優しくしたいのか―親切心の裏にある感情
きずな
相手の幸せのためですか?
それとも、そう教えられたからでしょうか。
まずはそこから考えていきましょう。
せっかくのあなたの親切で優しい行動。
その裏に、こんな気持ちが混じってしまってはいませんか?
親切な行動の裏に隠れた気持ち
- 周りの目を気にしてしまう。
- 相手の顔色を窺う。
- 相手からの感謝の気持ち、何らかの見返りをもとめてしまう。
周りを、そして相手のそこにある感情を気にして「これだけしてあげたんだから」とついつい気持ちを押し付けてしまう。
それは恥ずかしいことではありません。少なからずも、誰しもが考えることです。
けれど、あなた自身のために良い考え方でないことも確かです。
きずな
本当に相手のためを思って無私なる気持ちから出た行動だったでしょうか?
本当に幸せになるためには、1度自分の親切心からでた行動の裏にある気持ちについて、正直に、素直に向き合ってみましょう。
本当の優しさは見返りを求めないことです。
愛とは、他の人に何かを与えることです。
簡単なことではないかもしれません。けれど、確実にあなたがあなた自身を高め、あなたに自身で自分を幸せにできる一歩になります。
ただ、注意が必要な時もあります。
それは、いくらあなたが心を込めて、無私なる思いで優しくしても世の中には残念ながら、あなたの善意を素直に受け取れない人が一定数います。
きずな
2.優しくする相手は誰ですか?
きずな
人に優しく親切にすること自体は間違ってはいません。
ただ、一度その相手を考え直してみませんか?
あなたは今日、誰に優しさを分けてあげましたか?
職場のお客さんですか。ボランティア先の人々でしょうか。
きずな
ではあなたにとって一番身近な人は誰でしょうか?
夫ですか?妻ですか?兄弟ですか?ご両親、子供、友人、会社の同僚…
遠くの他人より、近くの身内に優しくするほうが、実は何倍も難しいことです。
身近な人たちに、あなたが最後に心からの感謝の言葉や優しさを向けたのはいつでしょうか。
きずな
3.本当に優しくすべき相手は「あなた」
きずな
ポイント
- 「一番身近な人」、それは誰でもない自分です。
- 「一番身近な人」とはあなた自身なのです。
- まずは自分にやさしく親切にすることです。
- そしてそこから身近な人へと広げていく。愛のスタート地点は自分自身なのです。
自分が相手の幸せを思うならば、あなたの事を自分のことのように大事に思ってくれる存在が必ずいます。
自分のことは投げ出して、誰かに尽くす。自己犠牲の精神も、それはそれで素晴らしい事でしょう。
けれど、あなたが周囲には尽くしながらも、一人で傷つき辛い思いをしていたら、その人はどう思うでしょう。
あなたを大事に思っている人は、悲しみの中にいるあなたをみて、やはり悲しむのではないでしょうか。
きずな
縁ある人、これから出会う人、苦手な人、好きな人、みんなソウルメイトです。
全ての人が繋がっているのであるならば、あなたは他の人を大事に思うのと同じように、自分のことも大事にしなくてはいけません。
あなたの幸福を、自分の幸せと思ってくれる人のために。
4.あなたを大切にすることが優しさの一歩
きずな
まずは、なによりも誰よりも自分を愛してあげてください。自分を好きになってあげてください。
そのままのあなたでいいのです。
持って生まれた個性は、あなたの輝きです。宝物です。足らざる所もあるかもしれません。
デコボコなところも、とがったところも。いろんな形がありますが、それはみんな同じです。
完璧な人間なんて、一人もいません。
ポイントあなたは愛されるに値する人間です。
ですから、自分をもっともっと大切にしてあげてほしいのです。優しさとは愛です。
あなたが、ありのままの自分を、今よりももっと愛する事が出来れば、魂が愛の光に満たされ、あなたの周りの人達や周囲の世界までもが、驚くほど変わっていくことでしょう。
どうか、自分を抱きしめてあげてください。
自分を大事に出来ないうちは、他の人にも本当の意味で優しくすることはできません。
きずな
最終的には必ず他の人にもつながっていく愛であり、本当の親切であり、本当の優しさなのです。
だから、世界で一人だけのあなたを、どうか大切にしてください。