きずな
弱いところも悪いところもすべてを知っている自分に対して、はっきりと「自信がある」というのはなかなか難しいことです。
ですが、「自分に自信を持つ」ということはとても大切なことです。
それは、周りにひけらかす様な傲慢な自信ではなく、あなた自身があなたであることというアイデンティティを確立させる自信です。
その自信がないと、何をしてもうまくいかず、成功を引き寄せることはできません。
きずな
そのためにはまず、「自信をつける」ことから始めましょう。
今回のお話は、そんなあなたに少しでも自信を付けてもらいたい、そんなお話です。
1.あなたはなぜ自信がないのか
きずな
簡単に言えば、自分中心で行動しているか、他者中心で行動しているかの違いです。
おおかた、社会から与えられた役割期待に乗ってしまった方が周りとの軋轢も生じにくいので、それに慣れて過ごしていきます。
一方で「こうあれねばならない」という呪縛に振り回されることがあります。
そして期待に沿えない自分は嫌われるのではないかと不安になり本心を出せなくなる…こんな経験一度はしたことありますよね。
夫婦関係、子育て、恋愛といった人間関係において、他人軸という考えに悩んだり、振り回されたりしていませんか?
他人は見た目、スタイル、性格と、あなたを自分勝手に評価します。そしてその評価を気にしすぎるがゆえに、どんどんと自信がなくなってしまうのです。
2.自分軸と他人軸
自分軸で生きている人は、自己肯定感が強く、周囲の目を気にしすぎません。
自分のやりたいことをやり、やりたくないことはやりません。
きずな
こちらは自己肯定感が弱く、常に周りを気にしてしまい相手に嫌われることをなるべく避けたいと考えています。
あなたはどちらを大切にしていますか?
3.あなたの操縦席に座るのは、誰でもないあなた自身
きずな
こういった経験はありませんか?
他人軸に縛られていると、人はしんどい、苦しいと感じ、ときに生きる意味さえわからなくなります。
「自分に自信を持つ」ということは、他人軸ではなく自分軸で生きていく、ということです。
あなたは、少しわがままになってもいいのではないでしょうか?
「自分の操縦席」に自らが座ることが大切です。
自分と向き合うことができたなら
バイタリティーに溢れた過ごし方ができ、行動力もついてきます。
でも「素直な自分の気持ちがわからない」という方も少なくないのが現実。
あなたはきっと他人のこと思いやり、人を傷つけないように考えてきた人なのでしょう。
自分が無理をしているということに自覚がないという場合もあります。
「親が希望している進路に進むことが自分のやりたいことだ。」
「恋人の理想に少しでも近づけることが自分のやりたいことだ。」
そんなあなたが、こんなに悩みが多いのはどうしてでしょうか。
そうです。きっと本当に自分のやりたいことをやっていないから。
他人の喜ぶ顔が見たくて、無意識のうちに他人の願望と自分の願望を混合してしまっているのですね。
きずな
嫌だと思うことは思い切って「やらない」を選択してみませんか。
4.自分軸を手に入れる方法は、いかなる自分も受け入れること
「自分とは何なのか?」、本心と向き合おうとするときいつも自分は「複雑」です。
自分の要望と他人の要望が混じり合っていてどこからが自分の本心なのかわからないのです。
きずな
日常生活の中に自分を振り返る時間をつくり、自分のいいところも嫌なところも受け入れてあげましょう。
自分の感情の波がわかりくいと感じたら、体を動かしたり、新しいものを体験したりしてみましょう。
人間は身体的変化をさせると、感情的にも変化を得やすくなっています。
それでも感情がわかりにくいときは体の声に耳を傾けてみましょう。
悲しいときは涙があふれ、怒ったときは心臓が早く脈を打ち眉間にしわが寄ります。
素直な体の変化を感じることで、自分の本当の感情を紐といていくのです。
他人には言いにくい言葉はノートやメモに書いていく。
それだけでも感情を外に出していくことができます。
5.本当の自分と向き合うことは、恐怖と向き合うこと
きずな
他人の声に耳を傾け続ける方に慣れてきたからです。
エネルギーみなぎる状態でこの世に生を受けてから、歩んできた人生の中で私たちは無意識のうちに感情の扉をしめて、鍵をかけてしまいます。
恐怖とは怖いものです。危険を避けるのは人間の機能として正常な印です。
でも一方でこの「恐怖」は
自分をがんじがらめにして、人生を狂わせます。
きずな
それは「自分の人生を自分で選択できる」希望が湧き視界が広がる瞬間でもあります。
6.自分を大切にすることで広がる世界
事実を知ることは少し痛みを伴うもの。
しかしこの痛みがあるからこそ、悩みはリバウンドをやめて「ありのままを受け入れられる」ようになるのです。
きずな
そんな好循環が生まれる素敵な行為なのです。