きずな
あなたのもとに帰ってくる前兆についてです。
ツインソウル同士、全く連絡を取らない空白の「調整期間」というものがあります。
しかしあるきっかけから再び連絡を取り合うようになり、会話をする機会がやってくることになります。
そのきっかけには実はある共通点があります。
それはお互いがとても不愉快で惨めな体験をした後にやってくる、という点です。
その理由も説明できます。
それはお互いに惨めで心理的に辛い状況を経験することで、一人で張りつめていたバリアから解放し、素直に話しができるようになるからです。
きずな
その時に感じる圧迫感や苦しみ、孤独感、プレッシャーなどの負の感情の多くは実は自分の傲慢さ、エゴから生じるものです。
色々と言い訳を考え、自分にとって都合良く解釈しようとしてなんとか抵抗しようとしますが、結局は自分が折れてしまうという悪循環を生むのです。
一人で抵抗しようとする力が尽きた時に、恋愛に助けを求めるようにお互いが再び惹かれ合い素直に受け入れることが出来るようになり、その結果連絡を取るという行動に出るのです。
つまり極度に追い詰められた時に初めて、心理的に甘えられる場所を見つけようという行動を優先するようになるというわけです。
幸せを分かち合った相手と距離を置くなんて、愚かなことなのだと、限界まで追いつめられることでようやく心を開くことができ、素直になることができるのです。
相手に連絡し、久々に言葉を交わすことでもたらされる幸せな記憶、心地よい幸福感により、自分に降りかかっていた惨めで不愉快な気分が取り除かれていきます。
このように心の重荷が少しずつ解消されると、些細なことで意固地になっていた自分の愚かさと、何が自分にとって一番大切だったのかを心の底から気付かせてくれるのです。
沈黙の関係を発展させお互いを受け入れられるようになったときに、張りつめていた糸が解かれ、正直になれているはずです。
もしかしたら久しぶりに感じるその安堵感にしばらく放心状態になるかもしれません。
そんな放心状態の中でも、幸せを求めてしまうのがツインソウルの特徴です。
限界まで自分をいじめてきた2人ですから、その気付く早さも一般人と比べると早いものですし、洗練されたものになっているでしょう。
きずな
それまでは全く認めることができなかった相手の価値観を受け入れることができたり、誤解していたものを正しく理解できるようになったりします。
また「あのとき、かたくなに守っていたのは愚かだった」と、弱々しかった自分たちを客観的に見ることができるようになるのです。
相手が、自分があらかじめ考えていた結果と同じような結果に辿り着いたり、同じ様な考え方を持っていることに気付き、話しが尽きないこともあるかと思います。
会話を重ねていくほど、本当の自分を見せたいという衝動を抑えることが出来なくなり、二人の距離は急速に縮まることになるでしょう。
きずな
それもそのはず。
それは2人が本来望んでいる目的地ではないため、生じるのです。
愛に救いを求め、慰め合いたいという欲が生じ、お互い「関係を深めよう」とするのですが、それはそもそも未熟な魂であるから起きることです。
これが試練であったり、神からのお試しだと言われている所以なのかもしれませんが、何も知らない2人はただただお互いに振り回されているようにしか見えないでしょう。
そのため何度も遠回りを繰り返しては心のエネルギーを浪費してしまい、何かしらの答えが見つかるまでに長い年月が必要になってくるかもしれません。
このような悶々とした状態は、一方的に相手に求めすぎてしまう状況を作り出し、ツインソウルの創造力をかき乱すかもしれません。
その結果、不自然に相手への接触を図ろうとしてみたり、過剰なまでに愛情表現をしようとしたり、相手がコンタクトしてくるのを待つことだけに神経を集中させてしまったりと、自分がやるべきことから目をそらしてしまうことにもなります。
きずな
そのような強いエネルギーは、本来自分が持っている才能のエネルギーとも言えますので仕事に活かすようにすると楽になるでしょう。
つまりツインソウル双方が過度に自分勝手になり、相手に直接エネルギーやエゴをぶつけて、不本意な愛情表現をしないことが肝要です。
誤解しないでいただきたいのですが、本来自分が持っている強力なエネルギーは決して悪いものではなく、むしろ価値のあるものです。
その価値を認めた上で、そのような自分の強いエネルギーやエゴが溢れ出そうなときは、そのエネルギーを仕事や自分の好きな事で発散していくように努めることが重要です。
もともとチェイサーはアーティスティックな才能に恵まれている方が多いので、自分の持っている独特な感性を否定するのではなく、その可能性を見出してあげて下さい。
きずな
彼と自分が持っている才能を上手に組み合わせて仕事や人生で発揮し、自分の幸せに活かすように心がけましょう。
もしかしたら自分が何をしたらいいのかどうしても分からない、そんな能力なんてないと自己否定し、路頭に迷ってしまう場合もあるかもしれません。
そういうときは自宅の大掃除をしたり、コンプレックスを克服するために何か実行に移したり、人間関係の断捨離などを済ませることも一つの手段です。
それらは簡単ではありませんが、心に抱えている重い荷物を一つ一つ降ろしていくことでゆとりができ、前に進める糸口になるかもしれません。